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JCBクラシック仙台 2005

村上甚が、6番でホールインワンを達成

自身ツアーで2度目のホールインワンは、手前2.5メートルに落ちたあと、ギャラリーの大歓声とともにカップに転がり落ちた。
その一部始終を、しっかりと見届けてから、同組の選手とハイタッチ。鳴り止まぬ拍手。

「後ろの組に片山選手がいて。大ギャラリーがうちの組のほうにも流れてきていたので、たくさんの方にも見ていただけましたし、ほんとうに嬉しかったですね。ハイタッチしすぎて、腕が痛くなってしまったくらいです」。

今大会は昨年までの4年間、連続でホールインワンが出ていた。村上がこの日達成したことで、5年連続。記録がつながった。
この会心の1打には、主催の仙台放送から20万円の贈られた。
さっそく、家族に報告。「何か、お土産を買って帰るよ」と、電話で約束した。

プロ15年目の今年、ファイナルQTランク33位の資格で、36歳にして自身初のツアー本格参戦。
所属コースの恩恵を受けながらの転戦生活なだけに、なんとかして結果を出したい。
このイーグルを足がかりに、グっとスコアを伸ばしていきたいところだったが、「興奮してしまって・・・思うようにいかなかった」と、結局、この日2オーバーのラウンドにうなだれた。

「17番(パー3)もピンにまっすぐ飛んでいったから、次も入るんじゃないか、なんて期待してしまったし・・・(苦笑)。ホールインワンのあとの気持ちのもって行きかたって、ほんと難しいですねぇ」と苦笑した。

それでも、残り1日。「明日はスコアで良い報告ができるよう頑張ります」と、気を取り直していた。

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