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住建産業オープン広島 2002
「家族の前で、最高でした」
今回のキャディは、4つ上の兄・玄さん。
また、実家は、会場から車で1時間の広島県因島で、この日は、かけつけた両親も、ロープの外から毎ホール、声援を送ってくれていた。
「みんなの前で、達成できたことが、最高に嬉しかった!」と声を上ずらせたのは、今回主催者推薦での出場の村上甚(じん)だ。
11番ホールで、自身3度目のホールインワンを記録した。
7番アイアンでのティショットが、ピン手前2ヤードでバウンドして、カップに消えた。
村上の位置からは、逆光でよく見えなかったが、みんなの大歓声で、快挙を知った。
それまでは予選カットラインあたりで、四苦八苦していたが、このエースで、通算2アンダーまで上昇。
43位タイで、予選通過できたことが、「もう、ほんとに嬉しい」と村上。
ホールインワン賞の該当ホールではなかったが、主催の住建産業、広島テレビ、開催コースの広島CCから、ご褒美の20万円も受け取って、「最高です、みんなに、これでご馳走しますよ!!」
写真=ホールアウト後の賞金贈呈式。受賞後の記念撮影では、「アニキ!一緒に入って!」と、兄・玄さんを呼び寄せて収まった。「推薦してくださった主催者の方にも、ちょっぴり恩返しができた気分」(村上)。