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ダンロップフェニックストーナメント 2005

ウッズ包囲網

連覇をかけて、再来日したウッズ。しかし今年は、「そう簡単にはいかないはず」。そう口を揃えるのは、欧州ツアーの賞金王と、今年の全米オープンチャンピオンだ。

6年ぶり8度目のキングの座を取り戻してここフェニックスにやってきたのはスコットランドの英雄、コリン・モンゴメリー(=写真上)。

「確かに、ウッズは世界中どこででも勝ってしまう選手ですが、それだけ、他の選手のやる気も増します。僕だって、全力を尽くしますよ」。

今年、セントアンドリュースで行われた全英オープンで、ウッズに次ぐ2位に甘んじた。母国での勝利をさらわれているだけに、今週こそその借りを返したいと闘志を燃やす。

一方、全米オープンでウッズを下し、初のメジャー制覇を達成したニュージーランドのマイケル・キャンベル(=同下)も、もう一度「やっつけたい」と、血気盛んだ。

「不可能なことを可能にするのがウッズ。他の選手のモチベーションを上げてくれるのが彼。今週も、最高のゴルフをしないと勝てないとは思うけれど・・・」。

2001年、静岡県の太平洋クラブ御殿場コースで行われたワールドカップでは、ウッズ&デュバルの米国、デンマークと共に2位。デービッド・スメイルとのコンビで、当時世界の2トップに迫る勢いで母国ニュージーランドの名を一気に高めた記憶がある。

「日本には良い思い出があるし、ぜひ、今週も頑張りたい」と、連覇阻止にやる気だ。

彼らのほかにも、米ツアー賞金ランク4位のジム・ヒューリックや歴代チャンピオンのデービッド・デュバル、トーマス・ビヨン・・・。
もちろん、日本ツアーの精鋭たちも負けてはいない。


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