カメラに向かって「１」の数字を差し向けて出て行った１番でバーディ。好スタートを切ると、名物の最終18番パー３では1.5メートルのパーパット。急な下り傾斜をしのいで初日を締めた。

「出られるだけでも、光栄」というこの頂上決戦で、３アンダーの２位タイは「最高の滑り出し」に「ミスター・よみうりと呼んでくれ」と、広田。

兵庫県のよみうりカントリークラブで行われた６月のマンダムルシードよみうりオープンでツアー初優勝をあげた。
11月、福岡県で行われたアサヒ緑健よみうり・麻生飯塚メモリアルでは、７位タイ。
今年はいずれも、よみうり各社が主催する大会で好結果を残しているだけに、この最終戦こそがっちり締めたい。
「よみうり銀行・東京支店で、最後に冬のボーナスがもらえたら最高です！」。
独特の表現で、燃えさかる闘志を表現した。

• 広田 悟