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ファンケルオープンin沖縄 2000
「最後は日本の試合で締めたかったんです」
今月4日まで行われていた米ツアーのQスクールに挑戦し、みごと、来季の出場権を獲得した横尾要が、強行スケジュールで今大会に出場している。
米ツアーのQスクールは、6日間の103ラウンド。その最終日に69をマークして通算19 アンダー、18位タイでフィニッシュして出場権を手に入れた横尾は考えた。
「日本ツアーは今週が最後。日本で試合をやってから、アメリカに行きたいな…」
帰国は、前日6日の水曜日の夕方だった。いったん自宅に戻った横尾は、改めてこの日7日、朝の便で会場入り。ぶっつけ本番の強行軍で初日のラウンドをこなした。
「それに、今の僕のランキングは10位。今週1試合で下から抜かれたくなかったしね。しっかり日本で締めて、むこうに挑戦したいと思ったんです」
1バーディ、1ボギーのイーブンパー、22位は「上出来ですよ。ここのコースはハザードの位置が見えないし、ブラインドになっているホールも多い。知らないでまわるのはつらいですから」
最後の試合は「できれば4日間、まわって終わりたいな」と横尾。好結果を残して自身への餞別と、日本のファンへの置き土産としたい。