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ゴルフ日本シリーズJTカップ 2000

下半身を踏ん張って好結果

66のベストスコアタイをマーク、深堀圭一郎

 この日の深堀は、パットが決まって、66のベストスコアタイをマーク。通算イーブンで7位タイにつけた。
 好調の秘密は、下半身の強化。
 11月のダンロップフェニックス。ラウンド中に、「疲れが足にくると、パットのときに下半身が動いてしまう。そのかわりに上半身が固まってしまうから、手打ちになって入らないう」と気付いた。

 以来、スクワットで下半身の強化。また、パッティングで下半身に意識を置いたストロークを心がけると、「肩で打てるようになった」と、好調さを取り戻した。

 この日、2日目は4オーバー、12位タイからのスタート。朝の練習で、ジャンボ尾崎から「俺は、オーバーパーのヤツは相手にしない」とからかわれた。
 即座に、「最終日までには、見ててください。下から、あおって見せますから」と答えた深堀。
 その言葉どおり、スコアが伸ばせず6位に順位を落したジャンボの背後に、そっと忍び寄り「アンダーパーに戻したかったから、後半、もうひとつ、というのはあったけど、まずまず」と納得顔だった

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