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ブリヂストンオープンゴルフトーナメント 2007
石川遼くん「僕も、22個以上のバーディを!」(10月16日更新)
「日本オープンでは、プロがいかにボギーを打たず、パーを取るかを考えていると分かった」。
自分はといえば「そういうことを考えることも知らなかった」と、ツアー初の予選落ちを喫したが、「勉強になったし、何も知らないわりには頑張れたと思う」と、初のナショナルオープン挑戦にも16歳なりの手ごたえがあったようだ。
さらに、ビデオを見ながらつくづくと感じたという。
「谷口さんも、片山さんも手堅いだけじゃなく、自分のゴルフを持っているから強い」。
そして、改めて心に誓った。
「自分の良いゴルフはドライバーを思いっきり振ること。今週も、思いっきり振りたい!」。
昨年のブリヂストンオープンで、史上最多の通算22アンダーを記録して優勝した手嶋多一。
「僕も、4日間で22個以上のバーディを目指したい」と、張り切っている。
「ボギーでスコアが下がるのは仕方ないけど、バーディーが取れないことのほうが悔しいから」と、石川くん。
この日火曜日に発表された予選2日間のペアリングは、そのディフェンディングチャンピオンとのプレー。
今季、欧州ツアーを主戦場にしている手嶋のプレーは大会初制覇の2001年、会場の東京ゴルフ倶楽部でギャラリーとして見たきりだ。
もうひとりの同伴者、近藤智弘についても「切れ味のあるゴルフという印象で楽しみです」と、胸を膨らます。
またこの日の練習日は伊澤利光と最終18番の1ホールを一緒にプレーして「スイングスピードがすごかった」と、ツアーきってのスインガーの迫力に目を丸くする場面も。
今週は、自身初のツアー2週連続出場で石川くんにとっては未知の世界。
しかし「日本オープンのことは忘れて、このトーナメントに集中して頑張る」と話す様子には、先週の後遺症は微塵も見られない。