記事
アイフルカップ 2001
▼ 3日目、トピックス 「あとの不安はパターだけ」
今年41歳。ツアーでの優勝こそまだないが、平石には、後援競技や協力競技で6勝の経験がある。その実績が、平石を支える。
「もちろん、ツアーとそのほかの小さな大会では、会場の雰囲気やギャラリーの数などの違いがあるかもしれません。でも、切羽詰ってやるとビビってしまう…。僕としては、同じやと思って、余裕でやりたいんです」
最終日は、パットに不安を残している。
3日目のこの日は、8番で3パット、10番で、わずか60センチのパーパットをはずした。
「ほかにも3番で1.5メートルのチャンスをはずしたり、短いの3、4回は外しているんです。うまいこと打ったと思っても、あさっての方向に行ったりね…」
それでも、「以前よ15ヤードは飛距離が伸びた」というミズノ300S2でのドライバーショットは「今日のフェアウェー外しは1回だけ」と胸を張るほど絶好調。
「ティショットがいいから、ピンを狙える。それを救いに、明日は気持ちでパットを打ちたい」
今週、狙うは「優勝か、単独2位」という平石が、3打差で追う。