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アイアンマン賞はこの4人
体力のみならず、技術と、不屈の精神力が備わってこそ。
今年、厳しいノルマをクリアして、全試合出場を果たしたのは、この4人だった。
川岸良兼と横田真一、広田悟、宮里聖志。
特に川岸と、横田は勝ち星なしで、それぞれ賞金ランクは13位と14位につけた。
特に川岸は、2連続の受賞で、これで、54試合連続出場となった。
一時はツアーの出場権さえ失うどん底から這い上がり、今年は6年ぶりの復活優勝をうかがわせる活躍で沸かせた。
アイアンマン賞獲得の記念品は腕時計と、心身ともに夫をサポートしてくれた奥さんに、という意図からダイヤモンドのプチネックレス。
有働由美子・アナウンサーに、「奥さんに、ひとことお願いします」とマイクを差し向けられた川岸は、臆面もなく言ってのけた。
「いえいえ・・・かあちゃんには家でいつも、“愛してるよ”と言ってますから・・・」。
皆勤賞の快挙達成は、家族のサポートあってこそ。
もちろん、受け取ったネックレスは、つらい時期も支えてくれた麻子夫人に贈るつもり、と打ち明けた。
写真中=マンダムルシードよみうりオープンで念願のツアー初優勝をあげた広田もアイアンマン賞を獲得「ネックレスは“自分で買った”と言って、奥さんにあげようかな(笑)」。
写真下=宮里聖志は、2004年のアジア・ジャパン沖縄オープンで涙のツアー初優勝をあげた。