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ゴルフ日韓対抗 復活!

左から、韓国プロゴルフツアー代表理事ソン・ギウク氏、現代キャピタルCEOジョン・テヨン氏、JGTO小泉会長
日本と韓国による対抗戦、“ゴルフ日韓対抗”が復活する。
3月11日(木)、韓国ソウル市内のホテルにて盛大に記者発表がおこなわれた。

ゴルフ日韓対抗は2004年に第1回大会が開催され、その後は諸事情により休止状態となってしまっていたが、今回、第2回大会として開催されることになった。
大会名称は「現代キャピタル招待 韓日プロゴルフ対抗戦」。
日本と韓国、それぞれの代表選手が国の名誉をかけて、熱い戦いを繰り広げる。

2004年におこなわれた第1回大会はプレーオフにもつれ込む大接戦。
プレーオフは各チームの代表選手によりおこなわれ、日本チームは当時新人でチーム最年少の谷原秀人、韓国はY・E・ヤンだった。プレーオフ1ホール目、Y・E・ヤンの劇的なバーディにより日本チームは惜しくも負けている。
谷原は、今となっては言うまでもなくジャパンゴルフツアーのトップ選手の1人。
彼の現在の活躍の源になっているのは、「あの時にプレーオフでY・E・ヤン選手に負けた悔しさがあるから。」と語っている。

今日の記者会見に出席したJGTOの小泉会長は、
「2004年以来、6年ぶりにこの大会が復活することになり大変嬉しく思います。第1回大会では日本チームは惜しくもプレーオフで負けてしまいました。昨今の男女の韓国人選手の世界での活躍は目を見張るものがあり、大変強いチームが結成されると思いますが、日本チームもそれに負けない最強のチームでこの大会に臨みます。
いま、政治・経済・スポーツにおける世界の注目はアジア、中でも韓国、中国、日本といった東アジアであり、そういった意味でもこの大会は世界でも大きな注目を集めることになるでしょう。この大会は対抗戦の勝負ですので、もちろん勝つことは大切ですが、韓国と日本のゴルフ界の橋渡しとなるような大会となることを期待しています。」
とコメント。

「現代キャピタル招待 韓日プロゴルフ対抗戦」は、9月10日(金)〜12(日)の3日間にわたって開催される。

大会名称 : 現代キャピタル招待 韓日プロゴルフ対抗戦
開催期日 : 2010年9月10日(金)〜12日(日)
開催場所 : ヘビチカントリークラブ (韓国京畿道<ソウル郊外>)
スポンサー: 現代キャピタル
公  認 : 社団法人日本ゴルフツアー機構(JGTO)
       韓国プロゴルフツアー(KPGT)
賞  金 : US$700,000 (約6,300万円) <$1=¥90で算出>
       優勝チーム US$400,000 (約3,600万円)
       2位チーム US$200,000 (約1,800万円)
        個人戦US$100,000 (約900万円)
        *シングルス戦の勝者に1人あたりUS$10,000
競技方法 : 団体戦
       第1日目 フォアサムストロークプレー
       第2日目フォアボールストロークプレー
       第3日目シングルスストロークプレー
      *各組の勝ちチームに1ポイント、引き分け0.5ポイント、負けチーム0ポイント。
       3日間トータルでポイントの多いチームが優勝。
       タイの場合は代表者によるプレーオフで優勝チームを決定する。
チーム構成: 各チーム10名 (別途ノンプレイングキャプテンを1名ずつ選出)
日本チーム: 2009年度獲得賞金と2010年東建ホームメイトカップから日本ゴルフツアー選手権(6月4日終了)までの獲得賞金を合算し、日本国籍を持つ選手上位8名を選出。キャプテン推薦2名と合わせて合計10名。

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