記事

初日は世界ランキング2位のV・J・シンとジム・フューリックと同組み。このペアリングには満足しています、注目選手として認められているということですから。

18番ティグラウンドでの丸山茂樹のドライバーショット。
先週のUSPGAツアー、ジョン・ディア・クラシック(7位T)に出場後、月曜にセントアンドリュース現地入り、今年で10回目全英オープン参戦となった丸山茂樹は、火曜日に谷口徹、高山忠洋と練習ラウンドを行った。この日のセントアンドリュースは風もなく、コースに隣接した海岸ではスコットランドでは限られた夏を楽しむ人々が浜辺で日光浴を楽しむほどの汗ばむ陽気。ホールアウト後、記者の質問に対して「こんな風のない全英でやっとことがない、18番はいつもアゲンストだったからね」。2000年の開催から164ヤード距離が伸びたことに関して?「どのホールが変わったのかも今日はわからなかった。セカンド時点で思い出したホールがいくつかあったぐらいだった」。キーとなるバンカーに関しては?「セントアンドリュースだけじゃなく全英オープンはどのコースでもバンカーに入れたらダメだし。でもバンカーより基本的にティショットの位置だと思う。全英はティショットでのポジショニング、そしてグリーン上の勝負になる。リンクスのグリーンでのパッティングは風に左右される。アプローチでせっかく寄せて、パッティングも狙ったどおりに打って入らない時、それにイライラしないことが勝負の分かれ目となる。全米オープンのように距離の勝負でなくポジショニングの勝負、だからこの大会は日本の選手が上位にこれるチャンスがある唯一のメジャーだと思う」。リンクスの風、天候については?「大会側は今週この天気が続くと言っているが、週末にむけて風が変わるって言うギャラリーがいたり、色々な情報があって、なんだかよけいな事を考えさせられる。今はとにかく寒くならない事を祈っている」。目標としては?「全英に出場するためにはワールドランキングで常に上位をキープしなければならない。来年の大会が1967年以来となるロイヤル・リバプールで開催、まだラウンドしたことがないコースなのでぜひ行ってみたいと思っている。今週上位に入って出場する権利を早く決めておきたい」。
丸山茂樹は初日世界ランキング2位のV・J・シン、ジム・フューリックと同組みで13:42からのスタート。