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2009年のガン撲滅のためのチャリティの収益金を高松宮妃癌研究基金へ寄贈

(左から)宮里優作と(社)日本ゴルフツアー機構 小泉直会長から昨年度ツアーのチャリティ基金が(財)高松宮妃癌研究基金を髙山昭三理事長(写真右)に手渡された
社団法人日本ゴルフツアー機構とジャパンゴルフツアー選手会は1月15日(金)昨年1年間を通じトーナメント会場等で行ってきたガン撲滅のためのチャリティ活動の収益金を財団法人高松宮妃癌研究基金に寄贈した。

平成6年から始まった同基金への寄贈は、当時多くのツアー選手たちと交流がありまた、ゴルフをこよなく愛していたタレントの逸見政孝氏とハナ肇氏が相次いでガンで亡くなられたことをきっかけにゴルフ界に”ガン撲滅”の為のチャリティー活動が定着し、その後,毎年その収益を同基金へ寄贈している。この日の寄贈式には、選手会の副会長を務める宮里優作とJGTO小泉直会長が同事務所を訪れ254万8214円を高山昭三理事長に手渡された。

寄贈式終了後、昨年よりわずかではあるが増額できたチャリティー金額について宮里は「今年はゴルフ界全体が盛り上がった1年だったので微力ながらご協力できてよかったです」と笑顔で話し「行々はJGTOとチャリティー基金などを設立出来ればと思っています。選手ひとりひとりが高い意識を持って、こういうことが当たり前のようになれればいいと思う。僕自身もゴルフが世の中の役に立つんだということをPRしたいですし、若い選手にもこういうことを伝えていくような役割として頑張っていきたい。」と、20代の副会長としての意気込みを見せていた。

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