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ジョージア東海クラシック 2001

「怒りで体が震えた・・・」

田中秀道、またもや18番でダブルボギー

 前日2日目、池ポチャのダブルボギーを「なんとか取り返したい、という気持ちが出たのかもしれない」と田中。
 18番、右の林超えのティショットは、「プッシュアウトの単なるミス」でOBゾーンへ消えた。
 「あんなところで、OBなんて頭になかった。ミスが大きすぎた・・・」
 16番、17番で、ナイスパーセーブを見せていただけに、「すべてが帳消し・・・」田中の体が、怒りに、震えた。

 「もともと、自分にとって18番は、立ちにくいホールではあるんです。とにかく、真っ直ぐ構えて、真っ直ぐポイントを作って、真っ直ぐ振りぬくイメージで。でも、まだまだ、真っ直ぐのボールへの信用度は低く、イメージと、体の動きが微妙にずれているのでしょう。
 特に、押さえ気味に打ったわけでもなく、球筋を決めたわけでもない。18番は、ただのミスショット。ただのプッシュアウトです。
 昨日もダボにしているだけに、取り返したい気持ちが出たのでしょう。
 あのミスショットは大きすぎ。あんなところで、OBなんて、頭にもなかったですから。
 自分への怒りで、体が震えていましたね。
 8番、9番で連続ボギーのあと、うまく気持ちを切り替えて10番でバーディを奪い、16番、17番でも、なんとかパーセーブして来たのに、最後で、すべて帳消しです。
 気持ちよく、終りたかったので残念です。
 明日、伊沢さんは18アンダーが優勝スコアだと?・・・そうすると、僕は明日65ですか・・・(苦笑)。頑張ります。伊沢さんは、初日、2日目も一緒にまわりましたが、そばで見ていても、口があくようなショットを打ってきます。
 また、川原君はドライバーも飛ぶし、いつ優勝してもおかしくない選手。
 僕は、65を出すような気持ちで、最後までびしっといきたい。
 先週のように、内容は良くても成績は23位だなんて自信になんてなりませんから。明日は、優勝を狙うつもりでやりたい。
 ・・・それにしても、8番、9番、そして、最後もビシっと行っていれば、今日は7アンダーですか・・・。もう少しロッカーで泣いてきます(笑)」

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