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住建産業オープン広島 2001

「明日は、周りに左右されないように…」深堀圭一郎が連覇のチャンス!

 この日の第2ラウンドは、地元出身の田中秀道とのラウンド。
 大ギャラリーのパワーに気圧されながらも、「なんとかコンセントレーションを保つことができた」と深堀。むしろ「秀道君の、ピンをダイレクトに狙っていく姿勢をそばで見ていて、僕も前向きになれた」と刺激を受けて単独首位。大会連覇の大きなチャンスを迎えている。
 その深堀を追うのは、佐藤信人、片山晋呉、谷口徹…。そして、八本松で圧倒的な強さを見せる尾崎将司も4打差の通算6アンダーに浮上してきた。
 “役者”たちが、上位で勢揃いした。
 「特にジャンボさんは、昨年、僕に負けたことを相当、悔しく感じているらしいので…」
 苦しい戦いになることは、承知の上だが「自分のプレーをしっかりしていれば、チャンスはあるはず。明日は、まわりに左右されることなく、頑張りたい」
 最終日、深堀が歯を食いしばっていく。

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