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ダンロップフェニックストーナメント 2005
タイガー・ウッズ「日本のギャラリーは、ゴルフを知っているね」
今年4月、中国のシンセンで行われたアジアと日本の対抗戦ダイナスティカップでもそうだったのだが、ゴルフ観戦に慣れていない地元ギャラリーが、ところ構わず携帯電話を鳴らしたり、カメラのフラッシュをたいたり。そのたびに選手のプレーが中断されたものだ。
2位に終わったウッズも例外なく、その被害にあった。
もちろん、ファンに向かって声を荒げたりはしないが、音のするほうにチラリと一瞥をくれたあと、いったんアドレスをといて仕切りなおすシーンが何度もあった。
「中国はまだ、ゴルフトーナメントが浸透していないせいもあるだろうね。でも、日本は伝統と歴史があるだけに、みんな観戦のマナーをよく知っているから。中国もやがてそうなるでしょうが、今はまだまだ、日本のゴルフのほうが先を行っていると思うよ」。
ウッズも、地元・宮崎のギャラリーのマナーのよさを認めた。