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アンダーアーマーKBCオーガスタゴルフトーナメント 2005

広田悟ツアー2勝目の秘訣は、「キャディさんを信じること」

吉岡さん(=右)は尾崎直道の優勝キャディをつとめるなど経験豊富でほかの選手たちからの信頼も厚い
最終18番で、絶好のチャンスを外した。
自分は「フック」と読んだ2メートルのバーディパット。
キャディの吉岡雅子さんは「まっすぐ」と主張したが、納得がいかずフックラインで打って、案の定外した。
「・・・最後に自分を信じて失敗した」と、後悔しきり。

吉岡さんは、初優勝をあげた6月のマンダムルシードよみうりオープンのキャディでもある。グリーン上にしろ、番手選びにしろ、広田が迷ったときにはいつでもはっきりと意見を言ってくれて、しかもそれがすべて的確だ。
根性もあり、足を捻挫しているにもかかわらず、涼しい顔でこの炎天下を18ホール歩ききる。
性格の相性もよく「しっかりしろ!と、お尻を叩かれる感じ」が気に入って、今年夏から専属契約を結んだ。
「彼女のいうとおりにやっていれば間違いない」。
分かっていたのに、この日2日目は「最後の最後に、自分を押し通してミスをした」。
それが悔しい。

次の2勝目を確実にものにするための秘策は、「慌てず、地に足をつけて確実にやることと・・・あとは、彼女を信じることだね」。
決勝にむけて、改めて肝に銘じた。

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