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サン・クロレラ クラシック 2005

W・リャン「今週は高額賞金、生まれてくる子のために頑張ります」

この日初日は「グリーンをミスしたのは3回だけ。ドライバーよし、アイアンよし、パットよし。なによりノーボギーのラウンドが最高ですね」とW・リャン。
先週3位に入った好調さは、今週も続いている。

この3週間、何よりリラックスして回れているのが大きい。
キャディのピーター・ウィリアムスさんはアメリカ人ながら、中国在住のティーチング・プロで、中国語がぺらぺらなのだ。
2週前のセガ・サミーカップから来日して、孤独な転戦生活を続けるリャンの良き話し相手になってくれている。
「彼のおかげでリラックスできるし、スイングのアドバイスもしてもらえる。一石二鳥です」。

9月には、待望の第一子も生まれる予定だ。
様子が気になって仕方なく、ホールアウト後は何はさておきまず妻への電話は欠かさない。
出産が無事終わったら、しばらくは母国で子供の成長を見守りたい。
そのためにも、今週は稼ぎどころだ。
ツアー第2位の賞金総額を誇る総額1億5000万円、優勝賞金は3000万円の今大会で結果を残せば秋以降、しばらく日本ツアーを空ける余裕もできる。

「生まれてくる子のために頑張ります!」と張り切っている。

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