中田慶史郎は、前回のPGMシリーズ第4戦大日向チャレンジby GMAで優勝したあと、師匠の橘田規プロの墓前に優勝を報告した。

そして迎えたこの大会で、初日、最終日ともに安定したプレーで首位に躍り出て、5ホールのプレーオフを制して2試合連続優勝という快挙を成し遂げた。

「1ストローク先に先生がいると思ってプレーした。」　中田は勝因をそう語った。

残暑の中の厳しい持久戦で、集中力を欠かさなかったその原動力は、やはり師匠の存在だった。
最終日の首位争いも、5ホールのプレーオフも、中田の敵は目の前のプレーヤーではなく、1打先にいる師匠であり、それは限りなく高い目標でもある。

2003年の中部オープンも含め、プレーオプレーオフでは2勝0敗と勝負強さも兼ね備えた中田は、この優勝も師匠の墓前に報告し、また心の中に生きる先生と共に、次の勝利を狙いに行く。

PGMシリーズ第4戦大日向チャレンジby GMAの中田慶史郎の記事はこちら

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