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日本プロゴルフ選手権大会 2006

３位タイの井上忠久

同じ組の高山忠洋に引っ張られた。「それも入れるか！？というくらい。向こうはポンポン先に入れるんで･･･。あれくらいパット入れたら、シード選手になれるんや、と分かった。まさにイケイケドンドン。良い目標になった」。

激しい雨に、ドロップできる箇所を探すのにも苦労した。
「ティグラウンドまで水が染みてた」。
悪条件にも、「必死のパー」で食い下がった。

ツアーの出場優先順位を決めるファイナルクォリファイングトーナメントで予選落ちして、今季ほとんど出番がない。

大会独自の予選会から権利を手にしたこの日本プロが「ひょっとしたら今年最後のトーナメントになる可能性もある」。

首位とは４打差。ぜひこのチャンスをモノにしたいところだが、本人はのんびりと言った。
「あんまり気合入れてもなるようにしかならないしね。まあ来年のこの大会の出場権を取れるくらいの順位でいられたら」。

まずは手堅く、15位内が目標だ。

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