昨年大会は、史上まれに見る激戦。最終日は今野康晴と深堀圭一郎、ツアーきってのショットメーカーの一騎打ち。
輪厚の森が、熱く燃えた。
気迫のこもったプレーで両者一歩も引かず、ゲームはプレーオフに突入した。
その１ホール目に深堀が1.5メートルにつけてツアー通算８勝目をあげた。

今年、連覇をかけて、ディフェンディングチャンピオンが帰ってくる。

先週のサントリーオープン最終日。
妻・晶子さんの誕生日と重なったこの日、優勝争いには届かなかったものの、65をマークして４位タイ浮上。
前日３日目。夕日が落ちるまで球を打ち込んだ。その成果を発揮して、上り調子での北海道入り。

立ちはだかる壁が大きいほど、奮い立つタイプ。
「もういちど、熱い思いで乗り込みます」。
名勝負の再現なるか。

全日本空輸株式会社主催のＡＮＡオープンは１４日（木）、北海道の札幌ゴルフ倶楽部輪厚コースで開幕。
今年の大会テーマは「運命の、最後の一転がりを見逃すな」。
北の大地で繰り広げられる熱戦の行方を、どうぞ最後まで見届けてください。

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