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深堀圭一郎「ようやく、僕のシーズンが始まった」

しょっぱなからつまづいた。東建ホームメイトカップで予選落ちすると、次のつるやオープンでは途中棄権だ。
開幕直前、新しいものに変えた靴のインソールが合わなかった。それでも、痛みをこらえてプレーするうちに、スイングまで壊した。
棄権したその足で病院にかけこむと、足底筋膜炎と診断された。その場で注射を打ってもらって、すぐに痛みは消えた。

そして迎えた中日クラウンズ。
とても本来の調子とはいえなかったが、それでも日ごとにゲーム感が戻っていくのが感じられた。
徐々に順位をあげて、12位タイ。
最終日は、「しのぎのパットが良く入って、スコアメイクができるようになってきたのが大きな進歩」と、納得のプレーができた。

昨年の賞金ランクは自己最高の3位。
次の目標は、もちろん賞金王の座だ。

さっそくスタートから遅れを取ってしまったが、「1年間戦ってみてどうだ、と思ってるから。和合からようやく僕のシーズンが始まったと思って、焦らずいきます」。
これからが本当の勝負、といわんばかりの前向きさだ。

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