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東建ホームメイトカップ 2007
田中秀道が復帰第一戦
「とても嬉しいけれど・・・いまは、とてもそれに応えられそうにない自分がいる」。
シビアなフィールドで徹底的に打ちのめされて、「95年の日本オープンに勝ったときの秀道はもういない」。
復帰第1戦の今年は、いきなり結果が出せるとは思えない。
一からのスタートに、「きっと、イライラする日々が続く」と。覚悟している。
それでも、せめてアメリカでのあの過酷な生活に耐えて、頑張ってきた日々を無駄にはしたくない。
「あの経験が生きている、と思えるように・・・」。
胸のすくバーディラッシュはまだ、見せられないかもしれないが、「必死にダブルボギーを取る田中の姿を見て欲しい」と田中は言った
小柄な体を目一杯使った、小気味の良いスウィングはまだまだ健在。
全身全霊のプレーを続ける中で、「何かをしでかす自分に期待したい」。
ヒデミチが、日本ツアーに帰ってきた。