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マンシングウェアオープンKSBカップ 2008

佐藤信人が首位タイ

この日ピンチは第2打を手前バンカーに打ち込んで、横2メートルのパーパットを残した最終9番だけ。下りフックの難しいラインを決めて、この日ボギーなし。7番、8番では連続のチップインバーディを奪い7アンダーは隣県の広島出身の谷原秀人と並んで首位タイに、久しぶりに笑顔がこぼれた。

練習日に、井上透コーチと決めた課題。
「リストが固まって、クラブが振れてない。積極的にリストを使って、クラブヘッドを動かしてスイングしていこう」。
この一声で、好発進だ。

開幕から3戦は、体調不良で出遅れた。
プロ16年の中堅も新シーズンを迎えるに当たり、「緊張があったのかもしれない」。

原因不明の腹痛に悩まされ、下痢と胸焼けが続いた。
「敏感な体質で、ゴルフの調子が悪いとストレスがたまる」。
食事ものどを通らずに「6キロ痩せた」という。

プロフィールには75キロと記してあるが、オフは若干、体重が増える。
「3月には78キロあったのが、いまは72キロに。痩せないと、とは思っていたけれど思ったより痩せてしまって…」と、尖った頬をほころばせた。

今はすっかり良くなったがもともと、大きなことを言う選手ではない。
「相変わらず不安もあって、手応えはないですけど今週こそ上位争いで、きっかけをつかみたい」。
謙虚に話した。

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