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東京ドームカップ 2006

「優勝を取ったという気持ち」 上平栄道がチャレンジ通算2勝目。

優勝パットを入れて仲間の声援に応える上平
上平栄道は身長158センチ、体重58キロとツアープロの中では小柄だ。
しかし、優しくにこやかな表情を持つ上平の目には力があり、身体の大きさを遥かに上回るエネルギーを感じさせる。

7アンダーの首位タイで迎えた最終日最終組でのラウンドは、結局、一度も首位を譲ることなく、最終ホールまで守り続けた。前日に続くノーボギーの安定したラウンドは、小さい身体にみなぎる心の強さによるものだろう。

上平は、2003年のアイフルチャレンジ・オータムで初優勝し、チャレンジ賞金ランキング1位の資格により、2004年にはツアー出場を経験した。しかし、出場した16試合のうち予選通過は僅か2試合と振るわなかった。
2003年の初優勝を上平は、「前回の優勝はたまたま。そして夢中だった」という。しかし今回の優勝は、「自分のゴルフがきっちりできた。優勝を取ったという気持ち」と述べ、「最高に嬉しい」と心から喜んだ。

上平はチャレンジ賞金ランキング5位以内には届かなかったが、今回の優勝で来年のチャレンジトーナメントのシード権は確定させた。その安心を後ろ盾に、来季の出場優先順位を得るための、サードクォリファイングトーナメントに向けて調整を始める。

チャレンジトーナメント最終戦「東京ドームカップ」の成績はこちら

上平栄道のプロフィールはこちら

  • 優勝スピーチの様子
  • 優勝カップを手に笑顔がこぼれる

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