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東海クラシック 2000

数々の故障に悩みながら、田中秀道が好スタート

「しかしここのグリーンは毎年、悩まされます」

 「左肩、腕が良くなっているので、だいぶいい感じで打てるようになってきました。
 ここ何週間かいい状態じゃなかったんでね…。でも今週、火、水曜日の時点でいけそうだ、という感触があったし、今週はこの状況なんだから、たまにいいボールが出ればいいや、と…。

 今日はイーブンで回れればヨシという気持ちで、コツコツとやっていて、その中での2アンダーは満足。今の状況を考えて、どれだけいいショットができるか、考えながらやっていたので、今日の内容はまずまずです。

 (先々週の)アコム(インターナショナル)では、1、2日目、首位に立ちながら、『なんだこのやろう』という感じだったもんで…(笑)。
 でも、あのときは実は、金曜日に肉離れを起こしていたんです。
 でもそれも、課題のフェードボールにやみくもに取り組んだ結果。どう打てば体がどうなるってことがピンと来ないまま球を打っていたもんですから、痛めてしまったんですね。
 でも、ようやく打ち方がわかってきたようです。
 このコースは毎年、(アドレスで)立ちにくいんですけど、今日はできるだけフェードを打とう思ってまわったら、すごく立ちやすかった。
 それでも痛みはないし、かなり打ち方が良くなってきた証拠だと思います。

それにしても、ここのグリーンは毎年悩まされます。
 前半はことごとくチャンスが外れて、難しい外れ方が2つ3つある中で、いくつ入れれるかなと思いながら待っていたら、後半ようやく入り始めたという感じでしたからね」

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