大雨のため、３時間以上もスタートが遅れたこの日３日目は、午後から強い風。芝目の強い、難解な高麗グリーンも相まって、バーディも多いかわりにボギーも打つ、という選手が目立った中で、ボギーなしの69をマークしたのが矢野だ。

「初日からティショットがいいから、大きなミスにならない」と、自信を見せる。

ただ、３週間ぶりのツアーに100ヤード前後のアプローチの距離感に難があるそうで、ホールアウト後すぐに練習場に直行した矢野は「今日も本当ならあと２つ、３ついけた感じなんで、そこんところ練習します。練習して明日は、どんどんいきたい」と、最終日最終組に気合いを入れていた。

• 矢野 東