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日本プロゴルフ選手権 2008

地元・群馬出身の矢野東が7位タイ

勝てば5年シードのビッグタイトルというだけではない。地元・群馬県出身。まして開催コースのレーサムゴルフ&スパリゾートは、自宅のある富岡市から車で20分もかからない。

「普段以上に応援に熱を感じて。期待されているという充実感。今週は気合いが入った」と矢野はいう。
しかも、地元・大ギャラリーに混じってこの人の姿も。
一昨年前まで矢野のエースキャディをつとめた兄・勅仁(まさひと)さんは、昨年4月に市会議員に当選。
今週は「寝る暇もない」というほど多忙な公務を合間を縫って、2日目とこの日最終日に応援に駆けつけた。

16番では8メートルもの長いチャンスを決めるなど、この日は2日連続の69。弟の今季初のトップ10入りに「ショットも非常に調子が良くて、しかも地元でちゃんと結果を出してくれて。成長のあとを感じましたね」と、勅仁さん。

本人も「納得できるゴルフが出来た。これから夏に向けて、好材料がそろった」と手応えをつかんだようすで「地元で活躍することができてほんとに嬉しい」と、兄弟で声を弾ませていた。

  • 久しぶりにコースに揃った矢野兄弟。「なんだか、すごく男子ゴルフが盛り上がっていて嬉しい!」と勅仁さん。

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