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全英オープンアジア予選初日(3月27日)
立山光広と富田雅哉が2アンダーの22位タイ。
塚田好宣は、イーブンパーの31位タイにつけている。
近藤智弘と谷昭範は1オーバー40位タイ。
近藤は、スプーンを握ったスタートの1番でいきなり「左にドチーピン」。
それも、「もし、ギャラリーがいたら大変なことになっていた」と、いうほどのひどい曲がりようで、このボギーを引きずったまま盛り返せなかった。
オフシーズンの今は「試合勘が出ない」と、14番ではティショットを池に入れるなど乱れたが、昨年の日本予選ランキングでチャンスにつけながら、最終戦のミズノオープンで武藤俊憲に逆転された過去がある。
あと一歩で初のメジャー切符を逃しているだけに、このまますんなり引き下がるわけにはいかない。
マネージャーで今週キャディの越山剛さんと、「明日はフェアウェーを歩こう。65を出そう」と誓い合った。
「残り1日、メジャーへの夢をかけて頑張ろう」と、気合を入れていた。
そのほか、高山忠洋は2オーバー54位タイ、川原希と田島創志は3オーバー57位タイと大きく出遅れた。
先週のアジアンツアーのモトローラインターナショナルで日本選手最高位につけた髙橋竜彦は8オーバー。
連日、うだるような暑さのせいだろうか。
朝から嫌な予感はあった。「頭がいたくて、気分が悪かった」。
それでも、無理にスタートしたが途中から思考能力を失った。
脱水症状になっていたかもしれない。
最終18番では、グリーンにまだ前組がいるのに第2打を打ってしまい、ふと我に帰って青ざめた。
幸い、ボールは手前のバンカーに落ちたがこれにはさすがに限界を感じたようで、棄権を決めた。
世界各国から73人の選手が参加しているこのアジア予選では、上位5人に今年の全英オープンの出場権が与えられる。
タイスコアで並んだ場合は、プレーオフで順位が決定される。
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