15日(木)都内の児童養護施設「目黒若葉寮」を訪れた横尾要が、昨年行われた3ツアーズチャンピオンシップのジュニアレッスンラウンドで得た報酬を「お金をもらってするような仕事じゃないと思うので、何か子供達の為に使って欲しかった」と寄付し、施設の子供達(小学校1年生から高校3年生までの)21名と1時間以上にわたってスナッグゴルフレッスン会などを行い子供達とふれあった。
この日、目黒若葉寮では子供達がそれぞれの目標に対する反省や、3分間演説をするなどの「3月の全体の集い」が行われており、プロは集いの初めに「今日は皆さんにお会いするためにやってきました。少しの時間ですが一緒に遊べればと思います。」と挨拶。その後プロは子供達の発表や施設長の小野寺克彦さんから発表される子供達への年間表彰を目を細めながら聞き入っていた。
全体の集い終了後は、プロの簡単なプロフィール紹介を兼ねて同選手が昨年優勝した「三菱ダイヤモンドカップ」での映像を子供達と鑑賞。長いロングパットを決めるプロの映像に子供達は思わず驚きの声を上げ、次々と質問が投げかけられた。その一つ一つに優しく、丁寧に答えるプロ、子供達もすっかり安心した表情になり、その後行われたスナッグゴルフレッスン会には、小学生の男の子や女の子も積極的に参加をしていた。
会の最後にはプロが子供達一人一人にサインを行い、記念撮影。会が終わってもまだまだ物足りない様子でプロが見えなくなるまで手を振って見送ってくれた子供達にプロも、「これからもどんどんこういう活動を広めて、自分もやっていきたい。また機会があれば是非ここに戻ってきたい」と語った。
昨年度もトーナメント会場での施設訪問や、母校にスナッグゴルフを寄贈するなど積極的に社会貢献活動を行っている横尾プロ。訪問中子供達からの質問を一つ一つ一生懸命に答える姿はいつも努力を絶やさない横尾要のゴルフに対する姿勢に通じるものがあった。