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カシオワールドオープンゴルフトーナメント 2007

韓国のI・J・ジャンが首位キープ

勢いが止まらない。前日初日はグリーン上のボールが動いてしまう選手もいたほど。それほどの強風下にも、ボギーなしの3アンダーをマークした韓国のI・J・ジャンが、この日2日目も引き続きボギーなし。
「グリーンを外したホールは今日は一度もなかった」という好調ぶりで単独首位に立った。

前週のダンロップフェニックスで3試合連続の予選落ち。
落ち込んでいたときに、豪州のデービッド・スメイルが「インパクトで腰が右に出すぎている」とアドバイスしてくれた。
「それであっという間に調子が良くなった」との言葉どおり、10番パー5の1メートルがこの日一番長いバーディパットだった。
「今週になって、ピタピタとチャンスについて、ますますショットが良くなっていく感じなんです。ティショットのプレッシャーもほとんどないし、今日も完璧なプレーができました」。

会場のここKochi黒潮カントリークラブは、母国韓国・済州島のゴルフ場に雰囲気が似ているそうで、連日吹き荒れる太平洋からの海風もなんのその。

連日、好スコアを叩き出し、2005年の三菱ダイヤモンドカップであげた日本ツアー初V以来のチャンスにつけて、「残り2日間も余計なことは考えず、自分のプレーをするだけです」と、自信をちらつかせた。

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