記事

コカ・コーラ東海クラシック 2006

ディフェンディングチャンピオンは韓国のY・E・ヤン

今週のコカ・コーラ東海クラシック終了後の賞金ランク10位までの上位3人に来季の出場権をかけた米ツアーのQスクールのファイナルステージの出場権が、また同ランク25位までの上位4番目から10番目の者にセカンドステージからの出場権が与えられる。

これに照準を合わせている選手のひとりが、ディフェンディングチャンピオンのヤンだ。

苦い過去がある。
2004年、ヤンはファイナルQスクールへの“切符”を持っていた。
「大先輩のK・J・チョイさんの後に続く」との野望を胸に、エントリーした直後にハプニングは起きた。
締め切り直前に書類に書き込んだクレジットカードが、その時点で使用限度額を超えており、エントリーフィーが期限までに支払えなかった。出場資格を失った。

二度と同じ失敗はするまいと今年は、すでにセカンドステージからのエントリーを済ませてあるが、さらに賞金ランクを上げれば、自動的にファイナルからの挑戦も可能だ。

「いよいよ残り1試合。もちろん、狙っていきますよ」。

今大会の優勝賞金は2400万円。
連覇を達成すれば、さらに有利な立場で世界を狙える。

関連記事