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Novil Cup 2013
ベテラン田中秀道が人生初のアルバトロスを達成!!
シーズン開幕ということもあり、思うようなプレーが出来ずに苦しんでいた選手が多くみられたが、その一人が田中秀道だった。
フロントナインはノーバーディ・4ボギーの40でハーフターン。1番ホールで今季初バーディを奪ったものの、3番でボギーがでてしまい4オーバーに逆戻りしてしまった。
そんな重苦しい雰囲気のラウンドの中、ゴルフの神様が田中秀道に微笑んだ。
7番・パー5で、ラフから5アイアンで放ったセカンドショットがなんと直接入ったのだ。
日本ツアー、PGAツアー、古くはアマチュア時代も含めて人生初のアルバトロス達成となった。
「ラフからだったので、手前にキャリーしていい感じだとは思っていましたけど、ギャラリーの方が割と小さい歓声だったので、グリーンに登ってみて始めて分かりました。
これまでホールインワンは何回かありましたけど、アルバトロスは初めてです。
ただ、それまでゴルフの内容が悪かったし、アルバトロスの後の2ホールも内容が悪かったし、アルバトロス自体は嬉しいですけど、ゴルフは1ホールではなくて全体ですから、あまり喜べないですね。」と大記録達成にも笑顔はみられなかった。
しかし、このアルバトロスで4オーバーの予選カットライン下から、一気にカットラインを上回る1オーバーの35位に浮上して初日を終えることが出来た。
怪我をしてシードを失ってから、ここ数年、なかなか田中秀道らしいゴルフが出来ずに苦しんでいるだけに、この人生初のアルバトロスをきっかけに上位進出・優勝争いを期待したいところだ。