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深堀圭一郎・イーグル率賞受賞

今年終盤の3試合で一気に急浮上した。皮切りは、三井住友VISA太平洋マスターズの3日目だった。12番パー4で、残り170ヤードの第2打を、直接入れた。

続いて、翌週のダンロップフェニックス。
初日に、200ヤードの6番パー3で自身初のホールインワンを達成した。

ラストは、次のカシオワールドオープン。
2日目の1番パー4で、残り62ヤードの第2打がカップイン。

この3打でイーグル率賞1位に躍り出て、最終戦のゴルフ日本シリーズJTカップでそのまま逃げ切った。

ツアーきってのショットメーカー。豪快な飛距離よりも、正確無比なショットに定評がある。
これまでは難コースでこつこつパーを重ねて粘り勝つイメージが強かった。
それだけに本人も、「僕がイーグル賞なんて・・・単についていただけ」と苦笑した。

「もっとも縁のない選手の受賞です」と謙遜したものだが逆を返せば、それだけ研ぎ澄まされた精度の高いアイアンショットが打てた証しとも言えるだろう。

日本ゴルフツアー機構より記念のトロフィと、副賞として、東京全日空ホテルの清田甚(しん)取締役総支配人より『東京全日空ホテル ディナー付きスウィートルームペア宿泊券』を受け取った深堀はベストサポート賞に、マネージャーの榎本真之さんと株式会社ナイキジャパンの武居大輔さんを選んだ。

特に、クラブ契約先のクラブを大絶賛。

「飛ばない僕が、今回受賞できたのは、ナイキのクラブのおかげで飛距離を伸ばすことできたからこそ。宣伝になってしまいますが、これは本当です。飛距離でお悩みのみなさんはぜひ、わが社のクラブを使ってください!!」。
感謝の気持ちをこめて、記念品を手渡した(=写真下)。

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