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マンダムルシードよみうりオープン 2006

マンダムルシードよみうりオープンは、3日連続のサスペンデッド

初優勝がかかる増田は「悪天候も楽しんでやりたい」
深い霧は、あっという間に会場をのみこんだ。5ホール残して3位タイにつける谷原秀人は、「10ヤード先は、もうまったく見えない状態だった」と、言った。
2ホールを残して暫定首位タイ(17日現在)のY・E・ヤンは、「すぐそばのピンも、見えなかった」と振り返った。

1回目の中断のサイレンは、15時25分。ひとまず選手たちは、その場で再開の合図を待った。
やや霧が晴れ、25分後に再開のサイレンが鳴ったが、またすぐに霧にのまれた。

暫定首位タイ(17日現在)の増田伸洋は、そのとき14番のティグラウンドにいた。
「再開はされたけど、すぐに前が見えなくなった。前の組が詰まっていて、結局ほとんど進めなかった」。

ようやくティショットを打ち終わった瞬間に、再び中断のサイレン。
そのまま、16時45分に第3ラウンドのサスペンデッドが決まった。
30人が、この日17日のうちに競技が終了できなかった。

これで、3日連続のサスペンデッド。
1973年のツアー施行後、初めての事態に、選手たちもタフな戦いを強いられることになった。
「とにかく、明日も自分のペースを守ってプレーする。・・・あと20ホールも残っているからね。ゲームは最後まで分からないと思ってやるよ」とはヤン。

ツアー初優勝がかかる増田は、「大変なことになったけどゴルフの調子は、今シーズンで一番良いから。その分、悪天候も楽しんでやれそうです」と話した。

第3ラウンドの残り競技は、18日の6時30分より再開する予定です。
続く最終ラウンドは、10時30分からのスタートを予定しています。

  • 時間を追うごとに、霧はますます深くなるばかり
  • 「まだ20ホールもある。とにかく自分のプレーを貫きたい」とヤン

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