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ダンロップフェニックストーナメント 2006

田中秀道が復帰第1戦

帰国してからずっと「家に引きこもっていた。半分、泣いて暮らしていた」という。2002年から米ツアーに参戦。しかし5年目の今季は、賞金ランク224位でシード落ち…。

「どこかが痛いというのではなく…体全体が固くなって、ついていかない感じだった」。
身長166センチの体にムチ打ってきた。そのツケが出た。

「本当につらい1年だった」と振り返る。
年末のファイナルQスクールを受け直して残留、という方法も考えたが「日本でもういちど、取り戻さないといけない部分が一杯ある」と、苦渋の決断。

このダンロップフェニックスが、復帰第1戦となる。
「なかなか腰が上がらなかったけど…。調子が悪くても、ファンに一生懸命な姿を見せたい、と思ったんです。男子ツアーは元気がない、と言われているけれど、自分でも力になれれば」。

再来年には米ツアーへの再挑戦を視野に入れている、という秀道。
ここ宮崎が、自信回復の地になればいい。

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