3日目最終組でアーニー・エルスとのラウンドとなった2年ぶり3度目の全英オープン優勝を目指すタイガー・ウッズは昨日のようににスコアを伸ばせない。バーディは5つ奪ったものの1日ボギー1個であった初日、2日目とはうって変わってボギーを4つ叩いてしまった。かろうじて71のアンダーパーとスコアを一つ伸ばしたものの、今日65で廻ったスペインのセルヒオ・ガルシアと69のクリス・ディマルコ、そして重苦しい不陰気の中タイガーと同組でタイガー同様71にとどまったエルスの3選手がタイガーと1打差の12アンダーで迫ってきた。
3日目終了してトップのタイガーと5打差以内に15人がひしめく大混戦となった今年の全英オープン。当然その中には3打差で追走する谷原秀人が含まれている。
第135回全英オープン最終日はトップのタイガーと7打差までにジャパンゴルフツアー勢が3名入っているだけに優勝も十分狙える。