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マンシングウェアオープンKSBカップ 2008
めざせ明日の石川遼! 今週、3局合同ジュニアプロジェクトがスタート
将来有望なジュニア選手に、各3社主催の3トーナメントへの出場チャンスを与え、厳しいツアーのセッテイングを経験してもらおうというこの企画は昨年、このプロジェクトの発想を根底に、主催者推薦枠を得た石川遼が、みごと史上最年少優勝を飾って旋風を巻き起こした。
これを受けて、今年はさらにジュニアへの出場枠を拡大して実施される。
今年は、本プロジェクトの対象となるジュニア大会を増やすに伴って、その各上位者に今週のマンシングウェアオープンKSBカップと8月のKBCオーガスタ、そして10月末のマイナビABCチャンピオンシップの3大会で、合計9枠の出場枠が用意されることになった。
まずは、3月に行われた「全国高等学校ゴルフ選手権大会春季大会」で、2人のジュニアが2トーナメントの出場権を得た。
同大会で優勝を飾った鈴木優大(すずきゆうだい)くん(滝川第二高等学校3年、=写真上)と、準優勝の森博貴(もりひろき)くん(福井工業第付属福井高校2年、=写真下)が、今週の東児が丘マリンヒルズ(岡山)で、プロの舞台に挑む。
そのほか今大会では先の4月4日に、会場の東児が丘マリンヒルズゴルフクラブで本戦の出場権をかけた最終予選会が行われ、香川県の藤川学園寒川高2年の原俊之(はらさとし)くんが、みごとトップ通過を果たしている。
実は原君は、昨年の今大会の直前に行われた日本ジュニアゴルフ協会主催の「ロレックスジュニアゴルフ選手権」で、石川をプレーオフの末に下して優勝を飾った選手でもある。
今度は、プロの舞台での直接対決に「昨年の優勝スコア(12アンダー)より良いスコアで回りたい」ときっぱりと、石川にライバル心を燃やしているという。
今年もまた、この舞台で10代のニューヒーローが生まれるか…!?