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まもなく開幕、全米プロゴルフ選手権

全米プロゴルフ選手権は17日、米イリノイ州のメダイナカントリークラブで開幕する。この今季メジャー最終戦には谷原秀人とS・K・ホ、そして日本ツアーの権利を持つ丸山茂樹とブラント・ジョーブ、ディーン・ウィルソンの、5人のジャパンゴルフツアープレーヤーが出場する。

谷原(=写真上)とSK(=同下)は現在、日本ツアーの賞金ランク(国内賞金のみ)でトップ2にいる選手だ。
いずれも自身初の賞金王をねらう2人にとって、今回は特に大切な遠征となる。

世界4大メジャーと、世界ゴルフ選手権(チーム戦をのぞく)で得た賞金はシーズン終了後に日本ツアーの賞金ランクに加算されるからだ。

全英オープンで5位。さらに帰国初戦のサン・クロレラ クラシックで今季2勝目。海外賞金を含めて計算した仮のランキングではすでに1位に立っている谷原は、「トップのほうが気が引き締まる。今まで以上にやる気が出てくる」と、言ってはばからない。

今季初Vの優勝インタビューでは、「片山さんを倒せるのは僕しかない」と強烈なコメントを残している28歳。
片山が初の賞金王に輝いたのは27歳だった。
20代でキングの座についたのは、ジャンボ尾崎(20代で2度)と中嶋常幸(同)と、片山のまだ3人しかいない。

史上4人目の快挙へ―。
谷原の挑戦は、始まったばかりだ。

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