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宮里優作・特別賞受賞
同一大会で2度というのは過去に2人いたが、1日に2回は史上初。
それでも、当初、本人の喜びは実は薄かった。
「なんだか、とても冷静だった」と、打ち明ける。
「記念のものは、取っておかない主義。済んでしまえば過去のこと」という優作は、カップインしたボールも気前良く、近くのギャラリーにあげてしまったほどだ。
しかし、後から2個のボールの世界ゴルフ殿堂入りが決まったり、「周囲の皆さんの反応で、凄いことをやってしまったのだ、と・・・」。
否応なしに、ことの重大さを認識することとなったのだった。
アマチュア時代から参戦の意思を示してきた米ツアー。
憧れの地で快挙を成し遂げたことで、その気持ちはいっそう強くなった。
「いつか絶対アメリカで・・・」。
その前に、もちろん欲しいのが日本ツアーの初優勝。
2006年の快挙を糧に、来季こそ飛躍の年にする!
※宮里の功績を称え、日本ゴルフツアー機構より特別賞として、商品券30万円分を贈りました。