記事

JCBクラシック仙台 2000

佐藤信人が、今季2勝目「どうしちゃったのか、自分でもわからない。他人がプレーしているみたい。うまく行きすぎてこわい。わけがわからない」

18番ホールはティショットを左に曲げ「今日は朝からショットが悪かったから、いつこういうことがおきても不思議じゃなかった」と佐藤。
しかし、左林に打ちこむトラブルも「最後の試練と思ってやった」と、ボギーで切りぬけ通算13アンダー。2位の伊沢と3打差で今季2勝目をあげた。

これで連続8週トップ10入り。うち優勝2回の快記録に、「信じられない…」と自分自身に絶句していた。

「どうしちゃったのか、自分でもわからない。まるで他人がプレーしているみたい。うまく行きすぎてこわい。わけがわからない。…勝ったのは嬉しいけど、なんだか信じられなくて、気持ちが悪いですね(笑)。
今日はショットも良くなくて、朝からピンチの連続で、バーディチャンスもあまりなく2パットでしのいできた、という感じのゴルフでした。
97年にここで勝ったときもそうでしたが、今日もなんとかパットに助けられ優勝することができました。仙台は僕にとって思い出の地。ここに来ると、なぜか、いつも運がいいような気がします。
3年前、ここで初優勝したときは、まだ地に足がついていなくて、緊張しまくっていましたが今日1日は、1ショット1ショット、かみしめながらプレーできたような気がします。あれから3年たって、ここまで成長できたのも僕を支えてくれたたくさんのスタッフ、そしてファンの皆さんのおかげです。
これからも努力を忘れず、もっともっと逞しくなって、また仙台に戻ってきたい。今日はたくさんの声援を、本当にありがとうございました。」

関連記事