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アジアパシフィックオープンゴルフチャンピオンシップ パナソニックオープン 2008

Wリャンが3位

昨年のアジアンツアー賞金王が、このアジア太平洋地域のNO.1プレーヤーを決める大会でアジアでの今季初V、そして日本でのツアー初優勝に肉薄した。14番で長いバーディパットを決めて、首位と2打差。
しかし、続く15番で絶好のチャンスを外して、流れを引き寄せることができなかった。

結局、3位タイに「全力を尽くした結果です」と話したが、やっぱり悔しい。

「もう1ラウンド回りたいくらい。もっともっと、練習しなければいけませんね」。

昨年のアジアと欧州共催のシンガポールマスターズで優勝し、欧州ツアーの出場権を獲得。世界を股にかけて戦う中国の英雄も、今季はどこのツアーでもまだ勝ち星がない。

しかも日本ツアーではまだ未勝利で、両ツアーの賞金ランクに加算される今大会にかける思いが特に強い選手のひとりだったのだが・・・。

「パッティングの打ち方は良かったと思うのですが、スピードが安定していませんでした。課題が残ります」と、アジア勢最上位の結果にも、未練たっぷり。
「でも徐々に戦い方が分ってきているので、そのうち必ず」。
あと一歩でチャンスをものにできずにいるだけに、もう頂点しか見えていない。

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