先週に引き続き好調の米山剛、“ジャンボ効果”で4位タイあのときつかんだ良いイメージを、今週そのまま維持している。先週の最終日、約2 年ぶりくらいに尾 崎将司とのラウンドだった。全盛期を見て育った米山にとって、ジャンボとのプレー は「優勝争いより も緊張する組み合わせ」。1打1打、恥ずかしくない球は打ちたくない、という気持ち から自然と“最終 日最終組”で回るとき以上のプレッシャーを感じるというのだ。

「僕はジャンボさん、というだけで緊張してしまうタイプ（笑）。久しぶりに一緒に 回ることができて 、良い緊張感を味わえた。気持ちが引き締まりましたね」。“ジャンボ効果”で、先 週の最終日は４位に浮上。「今週も、あの続きのような感じで、ゴルフができている んですよね」。

この日初日は、特にパッティングが好調だった。前半2番で3メートルを沈めると、3 番パー３では、7アイアンで1,5メートルにつけて連続バーディ。4アンダーで折り返 した10番では、12メートルを決めるなど、5アンダー、4位タイスタート。2週続けて の上昇気流に、４年ぶりのツアー4勝目の期待がかかるが、「今は“優勝”より、 “優勝争い”をたくさんすることが大事。たまに（優勝争いを）するとドキドキし ちゃうから、何度かこうして繰り返して慣れてから・・・ね」気負わず、着実に階段を 上っていく計画だ。