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欧州が2大会ぶり3勝目を達成
今年で4回目の開催だった。
ゲーム方式は、アジアンツアー&ジャパンゴルフツアーの選抜と、欧州ツアーからそれぞれ8人が2人ずつコンビを組んで、初日(9日)は1つのボールを交互に打つフォアサム、2日目は2人別々のボールでプレーするフォアボール、そしていよいよ3日目の最終日がシングルスのマッチプレーで競いあった。
勝者には1ポイント、引き分けには両者に0.5ポイントずつ与えられ、その合計で勝敗を決定した。
賞金総額は127万5000ドルで、勝ちチームには85万ドル、負けチームにも42万5000ドルが贈られた。
初回から、2年連続でセベ・バレステロスが率いる欧州チームが優勝。それから1回空いて、昨年の3回大会はアジアが悲願の初勝利。
連覇をかけた今年は、3日間を通じて7勝3分け6敗の合計8.5を稼いだ欧州チームに1ポイントの僅差で2大会ぶりの3勝目を譲った。
来年の5回大会ではまたキャプテンとして、ロイヤル・トロフィの奪還を目指すかと、海外のメディアから質問を受けた尾崎直道は、大親友の名前をあげて「セベからのオファーがあればまた考えますが」と、苦笑いで言葉を濁していたが……?!
<2010年欧州選抜チーム>
コリン・モンゴメリー(プレーイングキャプテン)
ヘンリク・ステンソン(スウェーデン)
ロべルト・カールソン(スウェーデン)
ソレン・ケルドセン(デンマーク)
サイモン・ダイソン(イングランド)
ピーター・ハンソン(スウェーデン)
アレキサンデル・ノーレン(スウェーデン)
パブロ・マルティン(スペイン)
<2010年アジア選抜チーム>
尾崎直道(ノンプレーイングキャプテン)
石川遼
小田孔明
ジーブ・ミルカ・シン(インド)
プラヤド・マークセン(タイ)
W・リャン(中国)
トンチャイ・ジェイディ(タイ)
チャーリー・ウィ(韓国)
ガガンジート・ブラー(インド)