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Phlip Morris K.K Championship 2001
「みんなが20歳を超えるまで」
ここ“兵庫県”での優勝は初。
伊沢にとっては、ゆかりのある場所だけに、「嬉しいですね」と感慨深げだ。
実は、2年連続で1億円プレーヤーに輝いた昨年ごろから、伊沢は、本格的なチャリティ活動に励んでいる。
今大会開催の2週前には、知人を通して知り合った兵庫県の老人医療施設『向陽りんどう苑(山口陽雄理事長)』に、300万円の寄付を済ませている。
昨年も同額のチャリティをして、「そのうち、会館には“伊沢農園”ができるかもしれません」と明かすのは、伊沢のマネージャーを務める浮世憲治さんだ。
また、昨年に引き続き今年も6月に『神戸・淡路大震災・震災遺児チャリティコンペ』を主催し、チャリティに賛同した宮本勝昌や、女子プロの米山みどり選手など、140人ほどが参加して、約200万円が集まった。
浮世さんによると、「子供たちが、全員20歳を迎えるまでは、続けてゆきたい」としているという。
今大会3日目には、その関係者のみなさんも、大勢、応援に駆け付けた。
それが今週、伊沢の発奮材料となったことは、間違いない。