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東京ドームカップ 2006
チャレンジトーナメント最終戦「東京ドームカップ」初日は、上平栄道と篠崎紀夫が首位タイのスタート。
先週の日本オープンで15位タイという自信を携えてこの大会に挑んだ上平は、「無理をせずグリーンに乗せること」を心がけて好スコアに結びつけた。また、「日本オープンとグリーンのフィーリングが変わらない」というように、この日のグリーンスピードは11フィートと良く仕上がっており、パッティングのフィーリングが合ったようだ。
上平は2003年のアイフルチャレンジ・オータムで初優勝し、チャレンジ賞金ランキング1位の資格により、2004年にはツアー出場を経験した。しかし、出場した16試合のうち予選通過は僅か2試合と振るわなかった。
上平の現在のチャレンジ賞金ランキングは579,530円で79位。来季ツアー前半の出場優先権を得られる賞金ランキング5位以内の可能性はないが、この大会での優勝によって15位以内にくい込み、来年のチャレンジトーナメントのシード権を確定させたいところだ。
篠崎紀夫は、「ショットが安定していてパターが良かった」とノーボギーのラウンドを振り返った。「グリーンの仕上がりが良いので、ラインだけ作れば入ってくれる」とパットの好調さが特に光った。
篠崎のチャレンジ賞金ランキングは1,882,407円で22位。上平と同様に賞金ランキング5位以内の可能性はないが、この大会での優勝によって10位以内に入り、今年のファイナルクォリファイングトーナメントの出場権を確定させたいところだ。
「今日のスコアを気にせず、明日は一から」という篠崎は、「1回タイトルを取りたい」と明日のラウンドに向けて優勝を視野に入れて意気込む。
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