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フジサンケイクラシック 2007

石川遼くん「出るからには、プロと同じ立場で上位を目指す」(8月27日更新)

30日から開幕するフジサンケイクラシックに出場する石川遼くん(15歳、杉並学院1年)が27日、会場の富士桜カントリー倶楽部で練習ラウンドを行った。
「初めて試合をするコースは、いつもたくさん練習ラウンドをする」という石川くんは今週の大会週までに、すでに6回下見を重ねている。

この日の9ホールを合わせて計6.5ラウンド目をこなし、「たくさん練習してますが、やっぱり試合では緊張しそう」と、2日後に控えた本番にちょっぴり不安をもらしつつ、ツアー屈指の距離を誇ることで知られる同コースですでにアンダーパーをマークしていることが自信となっているようで、「予選通過できれば自分を誉めたいという気持ちもあるけれどやっぱり、試合に出るからにはプロと同じ立場で上位を目指したい」と、ハキハキと話した。

前週のKBCオーガスタで初日から「待ってろ遼くん」と公言し、有言実行のツアー通算6勝目をあげた宮本勝昌に対しては、「まぐれで優勝したと思われているだろう、と思っていたので、自分を認めてくれたようで嬉しい。宮本さんと上位で争えるよう頑張ります」とプロからの挑戦状も、受けてたつ構えだ。

前向きな発言を繰り返す一方で「僕はプロのみなさんの職場に来ている。みなさんに迷惑や不快な思いをさせないようにしたい」と、いつもの折り目正しさものぞかせていた。

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