記事
石川遼がルーキー・オブ・ザ・イヤーを受賞
昨年1月10日にプロ転向した石川は、マイナビABCチャンピオンシップで優勝を飾るなどルーキーイヤーで賞金1億円を突破し5位に入るなど他を圧倒しての堂々のルーキー・オブ・ザ・イヤーを昨年の特別賞に続き受賞した。
「トーナメントを支えてくださっている主催者よりルーキー・オブ・ザ・イヤーとして頂いた事を誇りに思っていますし、また2年連続で特別賞、ルーキー・オブ・ザ・イヤーというのは初めての事とお聞きしましたが、この素晴らしい賞を受賞できたことに対して今後もトーナメントで感動を与えられるようなプレーができるように頑張りたいと思います。」と今回の受賞に対して感想を語った。
なお男子のルーキー・オブ・ザ・イヤー受賞者に対しての特典として毎年USPGAツアーの出場権(1試合)が与えられるが今回の石川に関しても同様だ。
「是非海外ツアーの試合にはチャンスを頂けるのであれば積極的に挑戦したいと思っていますが、日本の大会もありますのでスケジュール調整がうまくいけば頑張ってきたいと思います。」と海外の試合にも意欲満々。
社団法人日本ゴルフトーナメント振興協会(略称GTPA)は、ゴルフトーナメントにおける社会貢献活動などの推進を通じ、スポーツ産業全体の振興発展に寄与することを主な目的として1991年に設立。国内ゴルフの主要16団体のひとつで、男女両ゴルフトーナメントを開催している主催者で構成されている。同協会で“ルーキー・オブ・ザ・イヤー”が設けられたのは1998年。男子はツアープレーヤーに転向してから、女子はプロテスト合格後、それぞれ最長3シーズン以内の選手で、かつその年度の獲得賞金額上位者の中から人格面、マナー、エチケット、将来性なども加味して、選考員の厳正な審査のもと選ばれる。
歴代の受賞者は、男子では小山内護や今井克宗、近藤共弘、谷原秀人、ドンファン。女子では不動裕理選手など、いまや一線で活躍しているプレーヤーの名が並ぶ。