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次週のセガサミーカップより第1回リランキング適用
今年は、開幕戦の東建ホームメイトカップから、7月のUBS日本ゴルフツアー選手権 宍戸ヒルズカップまでが、その第1回目。
これにより、同ランク1位に躍り出たのが甲斐慎太郎だ。
プロ5年目の今シーズンを、ファイナルQTランク20位の資格でスタートした甲斐は、アジア&日本のパインバレー北京オープンで単独2位につけると、5月の三菱ダイヤモンドカップでまたも2位。
ジャパンゴルフツアーの賞金には加算されないものの、さらに翌週のアジアンツアー「バンコックエアウェイズオープンでも2位につけるなど、赤丸急上昇中の選手のひとりだ。
獲得賞金2412万8621円は、ツアーの賞金ランクも堂々の11位。
初シード入りにも、早々に当確ランプを点している。
甲斐が出場優先順位1位の資格で迎える「長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップ 」は、2週間のオープンウィークを経て、北海道・千歳のザ・ノースカントリーゴルフクラブで7月24日より開幕。
その前に、大舞台が待っている。
ロイヤルバークデールで行われる今週の第137回全英オープンに、同日本予選ランク2位の資格で初のメジャー出場を果たす。
「良い勉強が出来ると思うし、今の自分でどこまで通用するか・・・。自分でも楽しみです」。
今年は国内のみならず、海外でも順調に結果を残しているだけに、その活躍に注目が集まる。
甲斐慎太郎(かいしんたろう)
1981年5月29日生まれ。宮崎県出身。
父のてほどきで、14歳から本格的にクラブを握る。
日体大4年時に「日本アマ」と「日本学生」を制して自信をつけて、翌年2004年にプロ転向。
ファイナルQTランク20位の資格で参戦する4年目の今季は、5月のパインバレー北京オープンと三菱ダイヤモンドカップで単独2位につけ、初シード入りをほぼ手中に。
昨年3月に結婚した妻・智香さんが9月に出産を控え、大黒柱の自覚が高まったことも好調の要因だ。身長177センチ、体重87キロ。
※今年、全英オープンに挑むジャパンゴルフツアープレーヤー
プラヤド・マークセン(ミズノオープンよみうりクラシック1位)
矢野東(同2位)
塚田好宣(同3位)
松村道央(同3位)
岩田寛(全英オープン日本予選ランキング上位1位)
甲斐慎太郎(同2位)
谷口徹(2008年第21週終了時点の世界ランク上位50位内)
W・リャン(2007年アジアンツアー賞金王)
クレイグ・パリー(2007年豪州ツアー賞金ランク上位2人)
デービッド・スメイル(2007年豪州ツアー賞金ランク上位2人)
ブレンダン・ジョーンズ(2007年ジャパンゴルフツアー賞金ランク上位2人)
谷原秀人(2007年ジャパンゴルフツアー賞金ランク上位2人)