台湾の新淡水CCでキャディの仕事をしていた母親の影響で、１４歳からゴルフを始め、２１歳でプロ転向。２０００年、アジアと欧州ツアー共催の『マレーシアオープン』で優勝し、欧州ツアーに参戦した経歴を持つ。 　日本ツアーの本格参戦は、０２年のQTで５位に入り、翌０３年のツアー出場優先権を得てから。その年の『ANAオープン』でツアー初優勝し、賞金ランキング３０位にジャンプアップすると、０６年まで賞金シードを確保。特に０６年は『セガサミーカップ』で２勝目を挙げたほか、北海道で開催された３試合のポイント最上位者に贈られる「ゴルフ北海道スイング」も受賞した。 　０８年は、ツアー優勝の資格で２２試合に出場したが、開幕戦の『東建ホームメイトカップ』こそ予選を通過したが、その後９試合連続決勝に進めないなど、予選通過は７試合のみとなり、出場権を失ってしまった。元々、ドライバーの飛距離は出るが正確性に難があり、昨年のフェアウェイキープ率は３８．６２%。ティショットの正確性を増すことがシード復活の鍵になる。＜０８＞