沖縄県の西原町出身。小学生になったころ、母親が近所のゴルフ練習場でパートの仕事を始めたことからその練習場に遊びに行き、クラブを握るようになった。中学校に上がる前ごろから宮里優作らの父親・優さんの指導を受けることになり、中学３年の時に『日本ジュニア』で６位に入った。柳川高校を経て日本大学に進学。『日本アマ』で２年連続ベスト32などの成績を収めている。2007年にプロ転向。だが、ＱＴで好成績を残せず、ツアー出場のチャンスをつかめない。千葉県や愛知県のゴルフ場でキャディなどのアルバイトをしながら練習を積んでいた。21年、ABEMAツアーの『iGolf Shaper Challenge in 筑紫ヶ丘』でついにプロ初優勝。４打差首位からの逃げ切りだった。長い間ショットに苦しんでいたが３～４年前からスイング改造に取り組み、それが結果に表れた。同ツアー賞金ランク23位で今季前半戦の出場権を獲得。「気負うことなくコンスタントな成績を残したい」と話している。